先日、弊社ライフケアコーポレーションの周年記念として、良いお店でお食事会が開かれました。
普段は口にしない料理を味わうことができて、幸せな気持ちになれました。
精神的に大変な仕事ですが、これを機に初心に戻って頑張れそうです。
申し遅れましたが、この記事は南山が担当しています。
さて、孤独死についての番組が放送されていたので、どんな内容か見てみました。
番組タイトルにある「孤独死6万人」については、以前のブログでも取り上げていますのでご覧ください。
今回はとある葬儀屋が中心です。
この葬儀屋は、孤独死した人の葬儀を行っているそうです。
死体遺棄のニュースを見たことがきっかけで「大掛かりではなくとも故人のために葬儀を行えたら」と会社を立ち上げたとのこと。
確かに葬儀は残された人たちのために行われることが多いですが、この方たちは1人で亡くなった方々を優先に考えています。
弊社は特殊清掃業者で、私たちも亡くなった方々のために仕事をしています。
故人は自分で後片付けはできませんし、故人の想いが何らかの形で見つかれば残された人たちに伝えることができます。
業種は異なれど「同じ志をもった業者が社会に存在する」ということがどれだけ勇気づけられるか。
この葬儀屋さんは今後も取り組みを続けてほしいです。
ちなみに、弊社への依頼は故人の親族からとは限らず、不動産会社からだったり警察からだったりのケースもあります。
そういう場合は大体、親族が関わりを拒否していることが多いです。
私は今の仕事をしていて、以前より自分から友人や家族と関わる場面が増えました。
このあたりはアリストテレス「ニコマコス倫理学」の友愛(人の関係)3種類に関連しますので、興味のある方は調べてみてください。
(ざっくり伝えると「有用性・快楽・人柄に基づいた友愛」で、当然「人柄を求める関係」が最良です)