特殊清掃事例「お風呂場での孤独死」
皆さんこんにちは(^^♪ライフケアコーポレーションの藤本です(^^♪ 最近は冒頭にワンピースの話をよくしていますが、本当に面白いアニメだなとつくづく思います。アプリでワンピースの漫画を無料で読めるものがあり、ぼくはそのアプリで毎日漫画を読んでいます。それにしても麦わらの一味の仲間たちは本当に数奇な人生を歩んでいる人たちが多いなと思います。人生いろいろあるなとつくづく思わされます。
先日、某地名の特殊清掃の見積り及び作業で伺いました。 人生なにが起こるかわからないものです。今回の故人の方は湯船に浸かりながら亡くなられたケースの作業内容となります。 写真も掲載いたします。かなり過激な写真となっておりますのでご覧になられたくない方はここでブログを見るのを中止していただきたいと思います。 基本的に僕はこういった実際にお伺いした内容の写真を掲載してブログを記入することはないのですが、今回からは皆様にこういった状態の現場のリアルを伝えていきたく思い、掲載することにいたしました。 皆様は何々町と名前の付く場所には行ったことがあるでしょうか?基本的には民家が連なる場所でして割とご近所付き合いというものがあるのかなと思うような雰囲気ではあります。その中での孤独死です。 概要としては、近所の人が最近〇〇さん見かけないなと思ったことが発見のきっかけのようです。家に行ってみると鍵がかかっていたようです。それにプラスして家の中から異臭がしたようです。心配になった近所の人が二階から侵入をして、「〇〇さーん、〇〇さーん」と声をかけながら1階にあるお風呂場に行ったようです。 死後2か月以上経過しているために、すぐに亡くなっているということはわかったようで、すぐに警察に通報し、死亡が確認とれたのと同時に親族に連絡が付いたみたいです。 遺族のほうに警察のほうから亡くなっていた場所については、「見ないほうがいい」と言われたようで遺族はお風呂場を見ていないということでした。 年間トータル数10件と特殊清掃のご依頼をいただいているぼくも正直にいうと、過激な状況でした。 こちらの写真をご覧ください。
湯船に溜まっているものに関しては、ほとんどが水に溶けた血液で、上に浮いているように見えるものが人間のあぶらになります。ところどころには皮膚もくっついていました。 この状況なら警察も遺族に見ないほうがいいといわれるのも無理はないなと思います。 こういった場合の汚水は、あぶらや皮膚、場合によっては肉片が落ちている場合もあるので簡単に水を流すわけにはいきません。そのまま流してしまうと排水溝が詰まってしまう可能性があるからです。まずは油分を取り除き、浮いている皮膚も同時に除去していきます。 ある程度除去が終了したら、実際に清掃を行っていきます。
清掃と同時に湯船のお湯を入れ替え薬品を入れて、なるべく汚れ等を浮かせていきます。 浮かせている間の時間を利用して、ほかの場所を清掃します。割とほかの部分については汚れが目立つことがなかったので、作業としてはすぐに終了しました。新たにためたお湯も捨てて次は浴槽内の清掃にかかりました。特に排水溝も詰まることなく作業を終えてご遺族の方には非常に喜んでいただくことができました。
このような形できれいになりました。 その後はこちらのお家は使わないことになるようでしたが、これ以上かびなどがひどくならないようにカビ取りも行い、引き渡しが完了いたしました。 ご遺族が片づけをしたくてもできない場合もございます。そういう時は弊社にお問い合わせください。すぐに対応させていただきたいと思います。