皆様こんにちは(^-^)
ライフケアコーポレーション波多野です!!
先日は北海道札幌市北区にて特殊清掃のご依頼を頂き、お伺いしました。
こちらの現場は写真の掲載は「NG」ということだったので、現場写真は載せられませんが、みなさんにイメージしていただくため文章で状況説明をさせていただきます。
今回は故人が亡くなられてから死後6か月で、お風呂場の浴槽にてお湯が張られた状態で見つかりました。
弊社がお伺いした際にはもうすでにお湯が抜かれてしまっている状態でしたが、全てが抜けきっているわけではないので、髪の毛や乾いた血液も多少残っていました。
また、臭いの濃度も高く、お風呂のドアも閉め切っていたので、浴室内にとても臭いが籠っていました。
これだけ日数が経っていると虫もかなりの数が湧いており、飛び回っているコバエや、壁や浴槽に張り付いている虫の数は到底数えきれません。
それだけではなく、長い月日放置された浴室内は黒カビだらけでカビの臭いもします。
同業者であればイメージは容易にできても、特殊清掃を見たことない方にはもしかするとイメージが難しいかもしれません。
この特殊清掃を行うことは弊社としてはもちろんのことで、このほかに家財整理(遺品整理)も行います。
血液の付着したものは袋やラップで包み、臭いが漏れないようにしてから地域の分別方法を遵守し廃棄します。
今回の現場は札幌市ですので、札幌市にお住まいの方は札幌市の廃棄・分別方法はご存知かと思いますが、廃棄・分別方法は地域によって大きく異なる場合もあります。
例えば、亡くなられた方が釧路地方にお住まいで、ご親族様が札幌にお住まいの場合、「廃棄・分別方法を知らない」という方はとても多いです。
実際住んでいない地域の廃棄・分別方法は知らないのが一般的ですし、それらをすべて把握しようとなるとそれだけで膨大な知識量です。
我々もインターネットでまず下調べし、その後役所に確認して作業を行います。
これらを行わない業者は不法投棄を行っている可能性があります。
これはもう明らかです…。
ここからはあくまで憶測でしかないですが、恐らく家財はすべて積み込むと思います。
換金性のある物も含めて…。
それも破格をうたえる要因の一つです。
換金性のあるものも持ち帰って売却し、本来ご返却するものを返さず…という業者も中にはいます。
これらについても充分にお気を付けください。
血液の付着したものも含め、家財を搬出後に札幌環境事業公社さんに来ていただき、廃棄を委託します。
その後は消臭を行い、臭いが無くなったところでご依頼者様にご確認して頂き、遺品整理中に見つかった亡くなられた方の思い出のお品や貴重品をお渡しして、作業終了になります。
今回に関しては浴槽交換をオーナー様がご検討されてるということもあり、日数を空けて再度お伺いしましたが、臭いの戻りはありませんでした。
結果的にご依頼者様ならびにオーナー様にご満足且つご納得いただけることとなりました。
弊社では亡くなられた方のお気持ちを大切にするだけでなく、ご依頼者様、オーナー様のご要望に沿って作業させていただきます。