こんにちは。ライフケアコーポレーション佐伯です。
3月になって一気暖かくなり春の訪れを感じますね。個人的には冬より夏が好きなので暖かい方が好きです!!
3月と言えば引っ越しシーズンですね!!4月の新生活に向けて引っ越しされる方が多いのではないでしょうか。
街中を見ても引っ越しのトラックをたくさんみかけますね。そんな中引っ越しにつきものなのは「不用品」だと思います。
大きな家具から細かな袋ゴミなど多々あると思います。私の前職は不要品回収をメインに行っていた会社に勤めていまして、実際に引っ越し時期になると「不用品を引き取ってほしい」という依頼も多くなっていました。
ほとんどのお客様に知られていることはありませんが「不用品回収は違法」です。
正確には処分方法にあります。何度もブログとして上げていますが、業務として一般家庭のお客様から不用品を回収する際には「一般廃棄物収集運搬」という資格が必要です。各市町村に決められた業者が保有している資格で、札幌市では「環境事業公社」という企業以外は持っていない資格になります。では、本来どう処分するのが正しいのか?
答えは「環境事業公社に現地に来てもらい処分を委託する」です。
不用品の分別と部屋から外までの搬出を行うことには問題がないので搬出までを行います。
後は事前に来てほしい日にちを伝えておいて収集車が来る前に不用品を搬出して待っていることです。
ただ、この予約も前日や2~3日前にとれるというのはかなり稀で、基本的には1週間~2週間前(それでも引っ越し時期のように混む時期だと取れないこともあります…)には連絡しないと取れないことがほとんどです。また時間指定も午前・午後の大きな枠での予約しかとることができません。
収集の時も不用品がその場から無くなるまでは待機して収集車が来るのを待ったりしなければいけないので相当の従業員がいない限りは一日何件も依頼を受けることができません。
ご依頼者のほとんどはすぐに引き取ってほしい方がほとんどだと思いますので、ネットにあるような「2tトラック積み放題〇〇円」と書かれているようなものは自社のトラックに積んで自分たちで処分場に持ち込むか、最悪の場合はその辺に捨てられることが考えられます!!
処分料金も環境事業公社を利用する際は1㎥のゴミを処分するのに税込6380円かかります。1m四方のゴミを処分する金額になります。ほとんどの方がお見積りを出すと「高い」と思われる方がほとんどです。ですが、実際に業者を使って正式な方法で処分しようとすると処分費だけでこの金額がかかります。ほかに家電リサイクル4品目(冷蔵庫・洗濯機・テレビ・エアコン)などは別料金になりますし、会社としての利益を出すために作業料金などもかかります。ですので広さや物の量で前後することはありますが、1ルームでもすべて片付けようとすると7~8万くらいかかったりするものです。
極力自身で捨てられるものは捨ててどうにもできない大きなものを依頼するか、お知り合いなどがいれば粗大ごみで出すなど手間をかけた方が当然安くなります。
人を使うということはそれだけお金がかかりますし、安すぎるのも裏があるということを知っておいてください!!この業界だけではなく、どれにでも当てはまるとは思いますが極端に値段に幅があるものは一度調べて検討することをお勧めします!!
特殊清掃・遺品整理・生前整理・そのほかゴミ屋敷片づけ・消臭作業など幅広く行っております。帯広・函館にも支店がございますので道内全域対応しています。
お見積り無料で行っていますのでお気軽にご連絡ください!!